・「ふきだし」はどんなときに使えばいいの?
・会話形式の記事ってどうなの?
このような悩みにお答えいたします。
この記事を読んでわかること。
- 吹き出しのメリット、デメリット
- 吹き出しの使い方
この記事を書いた人
「吹き出し」を使ったブロク記事を見かけると思います。
↓会話形式の例
○○ってどうなの?
今日は○○について解説するよ。
吹き出しを使う理由。それは文字だらけの文章は読みにくいからです。
吹き出しは、
- 文字だらけにならない
- 難しそうに感じない
などのメリットがあります。
ただし吹き出しの使い方には注意が必要です。
「吹き出し」を使いすぎると、
- うざい
- 一人で盛り上がってるだけ
- 内容が入ってこない
このようにデメリットもあります。
Googleで調べると「ブログ 吹き出し うざい」と出てくるように、吹き出しを「うざい」と感じる人がいます。
そこで本記事では、吹き出しの使い方、注意点について説明していきます。
吹き出しがうざいと思われる原因
- 筆者の世界観が出過ぎている
- 吹き出しが多いとスマホでスクロールが増える
- 会話形式の記事は、ロジカルな説明が難しい
吹き出しを多用して筆者の世界観が出過ぎてします
読者は何か悩みがあり記事を読んでいます。
吹き出しは文章に緩急をつけるのに有効な手段です。
しかし吹き出しを多用すると、筆者の世界観が出過ぎてしまいます。
筆者のファンであれば問題ないですが、ほとんどのケースは違います。
あなたのことを知らないのに、「どうだ面白いだろ!」と押し付けられている感じがして、結果「うざい」と感じます。
スマホユーザーにとって吹き出しが多いとスクロールが増える
ほとんどの人がスマホでブログを読んでいます。
吹き出しは一行に書ける文字数が少ないので、長い会話形式だとスクロールが増えてしまいます。
スクロールが多いと記事の読み飛ばしも増え、読者がちゃんと記事を読んでくれなくなります。
結果、何の記事か分からず別のサイトに移ってしまいます。
会話形式の記事は、ロジカルな説明が難しい
会議で何かを説明する際に、聞き手と会話しながら説明を進めますか?
違いますよね。
話し手が論理的に話を組み立て説明します。
吹き出しを使うと会話形式になるので、ロジカルに説明する文章を書くのが難しいです。
結果、読者に伝わらない文章になってしまいます。
ブログで吹き出しを使うメリット
- 文字だらけの文章を読みやすくする
- 難しい内容も吹き出しを使うと簡単そうに見える
- 文章と文章の間をつなぐ役割をしてくれる
文字だらけの文章に物理的空間を与え、読みやすい文章と印象付けられる
文字だけの文章は読みにくいですよね。
話の内容が変わるタイミングで吹き出しを入れると、文章の見た目が柔らかくなります。
難しい内容も簡単そうに見える
同じ内容でも、難しそうな本よりも漫画で描かれている方が理解しやすいですよね。
「漫画で学べる〇〇」みたいなのがそうです。
文章は難しいという印象があり、その印象で相手は読む気がなくなります。
吹き出しを上手く取り入れると、文章全体のイメージが柔らかくなり、読者が読みやすい文章としてイメージしてくれます。
その1つの例として『沈黙のWebライティングーWebマーケッターボーンの激闘』という本があります。
「うざい」と思われない吹き出しの使い方
- 記事の書き出しで使う
- 章の終わりに自分の考えを伝えるときに使う
- 筆者の疑問を代弁するときに使う
記事の冒頭で吹き出しを使う
読者は何か解決したくブログを読みます。
たとえば、「〇〇を解決する方法5選」という記事を書くとします。
その記事の冒頭で、
〇〇ってどうしたらいいの?
このような悩みを解決します。
どんな悩みの人に向けた記事かパット見て分かります。
章の終わりに一言付け加える時に使う
同じように 「〇〇を解決する方法5選」という記事を例に説明します。
解決方法について書いたあとに、
この方法なら誰でも簡単にできるかおススメです!
このように章の締めくくりに使います。
文字の中に吹き出しがあると目が留まります。重要な部分の締めくくりに「吹き出し」を使うことで、読み飛ばしを防止する効果もあります。
読者の気持ちを代弁するときに吹き出しを使う
記事の冒頭で吹き出しを使うのも同じです。
文章の途中で、
〇〇と△△結局どっちがいいの?
と書けば、このあとに比較した内容が書かれていることが分かります。
このように文章の合間に「読者の心の声」を入れることで、文章にリズムが生まれます。
吹き出しを使うときの注意点
- 吹き出し内の文章は簡潔に
- 会話形式にする際は2往復まで
長文の吹き出しは読みにくい
吹き出しを使う場合、文章は簡潔に書く必要があります。
以下のように長い文章に吹き出しを用いると、吹き出しの良さが消えてしまいます。
吹き出し中の文章は、簡潔に書く必要があります。
通常の文章と違い、アイコンが表示されるので、文章が表示できる幅が狭くなります。
そのため長い文章を書くと、吹き出しが縦に間延びして、反対に読みにくくなってしまいます。
またスマホで見る人が多く、文章が縦長になりさらに読みにくくなります。
吹き出しの場合、完結な文章にしましょう。
会話形式は2往復まで
ファンが少なかったり、キャラクターが確立していない人は、会話形式は避けるべきです。
同じ面白くないことを言っても、好きなアイドルが言うのと、知らないおじさんが言うのでは、聞く側の捉え方は変わりますよね。
それと同じことです。
文章に緩急をつける程度にして、長い会話形式は避け、短い会話形式にしましょう。
吹き出しを使うなら自分オリジナルのアイコンがあったほういい
吹き出しを使うならオリジナルアイコンを作りましょう。
これは作ってもらったアイコンです。
これも作ってもらいました。
無料素材を使うのもいいですが、オリジナル性がなくなります。
1つ作っておけば、
- ブログのプロフィール
- 吹き出し
- SNS
で使うことができます。
自分のメディアで共通して使うことで認知されやすくなります。
まとめ:ブログの吹き出しが「うざい」と思われないよう上手に活用しよう
吹き出し、会話形式の使い方、注意点について説明しました。
本記事のポイント
- 吹き出しは文章を柔らかくする
- 会話形式は、個性を出しやすい
- 会話形式は、好き嫌いが分かれるのでファンが付くまで長い会話は避ける
- 内容が変わるポイントで使うと、視覚的に内容の切り替わりが伝わる
- 吹き出しを使うと、自分の意見がなにか伝わりやすい
文章とバランスよく使うことがポイントです。
これまでの自分の記事を読み返してみて、文章と吹き出しのバランスが取れているか確認してみましょう。
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